AI 日報 · 2026年11月7日 · 土曜日
OpenAI、脆弱性の発見と修正案を示すセキュリティモデル「GPT-6 Cyber」を公開
AI による要約
OpenAIは、ソフトウェアのセキュリティ脆弱性を発見するために訓練した「GPT-6 Cyber」を発表した。欠陥の発見、実際に動作するエクスプロイトコードの構築、パッチの提案が可能で、追加の安全指示がない場合でもテストの99.93%で越境しなかったとしている。同日、OpenAIは新たな資金調達ラウンドで110億ドルを調達し、評価額が1兆2500億ドルに達したと報じられた。一方、AnthropicのIPOは、投資家が1兆5000億ドルという評価額に疑問を呈したため難航している。
モデルの発表・更新
OpenAI、脆弱性の発見と修正案を示すセキュリティーモデル「GPT-6 Cyber」を発表
OpenAIは、ソフトウェアのセキュリティー脆弱性を探すために特化して訓練した「GPT-6 Cyber」を発表した。欠陥の発見、動作するエクスプロイトの構築、パッチの提案ができる。OpenAIによると、特別な安全指示がない場合でも99.93%のテストで境界を越えず、前世代は94.49%だった。ExploitGymのスコアは48.5%で、前世代の「GPT-5.6 Cyber」は32.1%だった。
Thinking Machines、Inkling 2 Smallを公開:総パラメータ594B・アクティブ17B、68時間で事前学習
Thinking Machinesは、総パラメータ594B・アクティブ17BのマルチモーダルMoEモデル「Inkling 2 Small」を公開した。テキストと画像の入力に対応し、1Mのコンテキストウィンドウを持つ。Tinkerで提供を開始しており、Apache 2.0の重みは来週の外部安全テスト完了後に公開される予定だ。
業界の動き
Anthropicの1.5兆ドルIPOが難航、投資家が評価額の高さを疑問視
AnthropicのIPOは、投資家が1.5兆ドルという評価額に異議を唱えたことで難航しており、一部の潜在投資家は来週開始予定のロードショーが予定通り実施できるか疑問視している。今年9月には同社は最大2兆ドルの評価額を目指していたが、現在は投資家の中に1兆ドルとしか評価しない例もある。
METRの監査でAnthropicが7月に自社のAI加速警告閾値を超えていた可能性
METRによるAnthropicの内部監査は、同社のモデル能力の向上速度が2025年10月以降およそ1.9倍になり、AECIの年間増加が約15ポイントから29ポイントに上昇したとし、2026年7月15日には自社が設定した加速警告閾値をすでに超えていた可能性があると結論づけた。
OpenAI、新たな資金調達ラウンドで110億ドルを追加調達か、評価額は1兆2500億ドル
OpenAIは、まだ完了していない新たな資金調達ラウンドで110億ドルを調達し、評価額が1兆2500億ドルに達したと報じられた。ブルームバーグが関係者の話として伝えたところによると、このラウンドは数週間以内に完了する見通しで、調達総額は約200億ドルになる可能性がある。9月下旬に報じられた300億ドルの目標を下回る。同日ブルームバーグは、AnthropicのIPOの潜在的買い手がその評価額を最低1兆1000億ドルと見ているとも報じた。約1カ月前に投資家が想定していた2兆ドルを大きく下回る。
論文・研究
AI2、ロボット学習向けの制御されたシミュレーションフレームワーク「ToyBlocks」を公開
AI2はHugging Face上でToyBlocksを公開した。卓上のロボットアームとブロックを中心に据えたオープンなシミュレーションフレームワークで、FoundationWorldsシリーズの最初の環境にあたる。